Straty Flow の MicroMA メール配信を安全に利用するための基本方針を説明します。マーケティングメールを送る前に、宛先、同意、送信元、配信停止、ログの確認ポイントを整理してください。
このページについて
このページでは、Straty Flow のメール配信機能を安全に利用するための方針をまとめます。
主に扱う内容:
- 受信者の同意と、連絡する権限の確認
- 配信停止と、停止済み宛先への再送防止
- 送信元ドメインと送信認証
- 配信ログ、エラー、開封・クリックなどの確認
- 迷惑メール、不適切なリスト利用、不正利用の防止
利用者は、自社の責任で、取り込むリードやメール配信について必要な同意、権限、法令遵守を確認してください。
許可されるメール配信
MicroMA のメール配信は、同意、適切な関係性、または連絡する権限を確認できる B2B コミュニケーションのために利用してください。
許可される宛先の例:
- 問い合わせフォームから連絡した見込み顧客
- 資料請求、セミナー登録、イベント参加などで連絡を希望した相手
- 既存顧客
- 商談中の相手
- 自社が適法に取得し、連絡する権限を持つ B2B リード
メールを送る前には、対象リードの登録元、属性、配信状態、シナリオの目的を確認してください。
禁止されるメール配信
Straty Flow では、迷惑メールや不適切なリスト利用につながる配信を禁止します。
禁止される配信:
- 購入したメールリストへの配信
- スクレイピング、収集、推測などで取得したメールアドレスへの配信
- 受信者の同意や適切な関係性が確認できない第三者リストへの配信
- なりすまし、誤認を招く件名、送信元、本文による配信
- 配信停止済み、バウンス済み、苦情ありの宛先への再送
- 法令、公序良俗、契約に反する配信
- 不特定多数への無差別配信
- cold outreach を目的とした利用
既存の商談、問い合わせ、資料請求、イベント登録、または適法な B2B 関係に基づく連絡は、cold outreach には含めません。ただし、その場合でも配信先、目的、配信停止の扱いを確認してください。
受信者の同意とリード管理
マーケティング配信は、必要な同意、権限、法令遵守を確認したリードに限定してください。
リード登録時に確認すること:
- メールアドレス、氏名、会社名などの基本情報が正しいか
- 登録元や取得経路が分かるか
- 配信状態がリーチ可能か
- 配信停止、バウンス、苦情などの状態がないか
- セグメントや属性が配信目的と合っているか
CSV インポートや手動追加を行う場合も、登録元、属性、配信状態を整理してください。シナリオ送信では、対象リストが広すぎないか、意図しないリードが含まれていないかを送信前に確認します。
配信停止と再送防止
マーケティングメールには、受信者が配信停止できる導線を含めます。利用者は、この導線を削除したり、配信停止を妨げたりしないでください。
配信停止が行われたリードは、以後の配信対象から除外します。配信停止済みのリードへ再度メールを送らないよう、リード一覧、配信ログ、実行ログで状態を確認してください。
配信対象外化、いわゆる suppression の対象になる状態:
- 配信停止済み
- バウンス済み
- 苦情あり
- シナリオやリスト条件に一致しない
配信停止や配信対象外の理由は、リード管理や配信ログで確認できる場合があります。
バウンス・苦情・到達性の管理
バウンスや苦情があるリードは、配信対象外として扱います。メールが到達しなかった宛先や、迷惑メール報告などの苦情がある宛先へ送信を続けると、受信者体験と送信元のレピュテーションを損なう可能性があります。
配信後に確認すること:
- 配信ログの状態
- 失敗理由やエラー
- 関連する配信イベント
- 配信停止、バウンス、苦情の有無
- 開封、クリックなどの反応
大量配信では、対象をキューで順次処理し、急激な送信を避ける考え方で運用します。送信状況は MicroMA 運用画面、配信ログ、実行ログで確認してください。
送信元ドメインと送信認証
MicroMA のメール送信では、検証済み送信ドメインの利用を前提とします。送信元メールアドレスを設定する前に、チームで利用できる送信ドメインと送信認証の状態を確認してください。
送信元の確認ポイント:
- チームの検証済み送信ドメインに属しているか
- 他チームのドメインではないか
- Straty 管理ドメインをマーケティング配信元として使っていないか
- SPF、DKIM、DMARC などの送信認証を確認しているか
- 送信元アドレスと返信先が受信者に誤認を与えないか
認証状態が不十分な場合や、利用できないドメインを指定している場合は、保存や送信ができないことがあります。送信できない場合は、MicroMA のメール設定で送信ドメイン、DNS 認証、既定の差出人を確認してください。
配信ログと監査
Straty Flow では、サービス提供、調査、運用改善、不正利用防止のため、必要に応じてログを記録する場合があります。
記録される場合がある情報:
- 配信ログ
- 配信状態、エラー、失敗理由
- 開封、クリックなどのイベント
- シナリオ実行や一括配信の進行状況
- ログイン、操作履歴、連携、共有などの操作ログ
これらの情報は、不正利用の防止、調査、影響範囲の確認、復旧、再発防止のために利用します。具体的な保管期間は、契約、法令、運用上の必要性に応じて定めます。
不正利用・インシデント報告
誤送信、不正利用、なりすまし、迷惑メールが疑われる配信、またはセキュリティ上の懸念に気づいた場合は、速やかに問い合わせ窓口へ報告してください。
報告時にあると助かる情報:
- 発見日時
- 事象の概要
- 影響がありそうなアカウント、チーム、シナリオ、リード
- 関連するメール、配信ログ、エラーメッセージ
- すでに実施した対応
- 連絡先
報告を受けた場合、影響範囲の確認、復旧、再発防止、必要な通知を行います。詳しい連絡方法は 問い合わせとインシデントを報告する を確認してください。
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最終更新: 2026 年 5 月